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海、ふたたびの一景 [旅先一景]

最近、昔聞いていた音楽を再び聴いています。

理由のひとつはiPodに入っている音楽だけで飽きること。・・・それ以外のメディアというと、・・・15年ぐらい使ってきたCDコンポのCDプレイヤーがとうとう動かなくなりまして・・・結局、部屋で再生できるのはカセットテープだけになってしまい、だったら、とカセットをオートリバースで「シー…ガチャガチャ」とやって聴いているわけです。

もうひとつの理由はロンドンオリンピック。
開会式・・・競技前後・・・特に閉会式・・・と、昔聴いていたような音楽ばかり流れていました。
早速つられて、テープに入ったDavid BowieのHeroesを聴いたりしていたら、学生の頃に頻繁に聴いていたネオアコも聴きたくなって、ETBGなんか改めて聴いたら、今聴いても良い!・・・おまけに過去のいろんな光景も浮かび上がって、ちょっとキュンとなってきます。

海の見える道路を車で走りながら、友達から借りたラジカセでAztec Cameraの"Backwards and Forward"を聴いたなぁ~、などと思っていたら、急に聴きたくなってiTunesでアルバムKnifeを購入してしまいました。(かつては"貸レコ対応"だったのに・・・)
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海に向かって、再現・・・
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今回のオリンピックによって改めてわかったことは、自分がブリティッシュロック/ポップに偏って聴いていたこと。・・・Rolling Stonesから、BowieやT-Rexなどのグラムロック、前出のネオアコ、Culture ClubやDuran Duranなどの80s、iPod対応済みの90年代、"ギャラガー兄弟社"も含めてUKばかり。・・・カセットでUK以外を探すとなると、Bob Dylanとキョンキョンぐらいかぁ?

そういえば、最近のお気に入りといえばすっかりManchester Unitedだしなぁ・・・。

後ろ向きな奴等の一景 [日常一景]

連日暑い日が続きます。
昨日の夕方に雨が降って以来、少し涼しい空気に変わり、午前中は過ごしやすかったのですが、お昼近くになってやはり自然に汗が出るような暑さに戻りました。

暑さを外そうと午後3時から自転車で蔵王温泉へ。
独身の頃なんかは結構頻繁に行っていたのですが、最近はすっかりご無沙汰でした。・・・12~3kmぐらいの距離、MTBの時代は2時間超、タイヤを変えても2時間切るぐらいがやっと。自転車が新しくなったので、今度はどうだろう、と思い行ってみることに。

確かにクロスバイクだとスムーズな感じはありますが、33度の下、長く続く急坂には腰が、背中が痛くなります。

そんな途中、ひまわり畑が在ったので、給水がてら写真を1枚。
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竜山をバックにいい写真。・・・と思ったら、何百本かありますが、みんな後ろを向いています。誰一人として前向きなやつはいません。・・・「こんな会社があったら大変だろうな~。」と思いつつ、再びペダルを漕ぎ出します。

・・・すると今度はこんなお方があっちを向いています。
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・・・生きているのか?、死んでいるのか?・・・炎天下、びくともしません。・・・どこも潰されている様子ではないのですが、全く動きません。・・・こんなお方はどうぞいつまでも後ろ向きで結構ですが・・・。

途中、3分ほどのひまわり休憩と電話を受けたのを除き、休まず登った結果、1時間40分ほどで鴫ノ谷地沼に到着。・・・ここで冷たい麦茶を飲みながら、音楽でも聴いて休憩、と思いきや、ボツボツと雨粒が・・・。
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西の空も明るいし、すぐ止むかな、と思って、木陰で雨宿りをしていると、益々雨脚が強くなってきます。・・・おまけに午後5時も回って、このまま待っていては暗くなってしまうと思い、雨天決行で帰宅の途に。

バシャバシャと、バケツをひっくり返したような雨の中、滑って転ばないように慎重に下り坂を下ります。・・・「一番気持ちのいいダウンヒルを味わうために苦しい上り坂を登ってきたのに」という悔しい思いは少々ありましたが、無事山を降りてくることができ何より何より(・・随分と大人になったなぁ~・・・)。帰りはそれでも所要時間30分。

下界は途中から乾いていて、濡れ鼠の私は一体なんなのでしょう?
(しかし・・・帰宅し、シャワーを浴びたその後、ものすごい雷雨が降って来ました。コワww)

海上と海中の一景 [旅先一景]

今年のお盆はあまり休めませんでした。
そこで昨日、休みを取り、夏休みが残り少なくなった息子を連れて、新潟県山北町の笹川流れ海岸へ行きました。

予報は早くから雨。・・・一部では雷雨や暴風雨のおそれもありました。

新潟県は曇りながら比較的晴れ気味の予報でしたので、こちらを選んだわけでしたが、予想と予報に反して快晴の良い天気。

昼食は道の駅のレストランで海鮮丼定食。今日は甘エビ、鯛、スズキ、カンパチの刺身で、特に身が厚いカンパチは締まった歯ごたえとともに最高の美味!・・・いつもはラーメンとカレーライスしか頼まない息子も「せっかく海に来たんだから、海のものを食べないとねぇ」と1600円の刺身定食を選択。「うめぇ~」とトリコの台詞を連発してました。

さて、海。
1300円、1000円、700円、500円、0円(路駐)の中から700円の駐車場を選び、2時前に海岸へ。

以前、笹川流れの海に入った時は、水が冷たく寒い印象があったのですが、盆過ぎともなるとちょうど良い具合に温まって、それでいてクラゲもいらっしゃらないし、ちょっと波は高めですが、それがまた小学生には病みつきのよう。
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ビーチは砂がサーモンピンクの色で、透明度の高い青い海と相俟って、カリフォルニアのビーチのよう。行ったこと無いけど。・・・っと、金髪美人がビキニで歩き、スペイン語を話すLatinosの若者グループやらが音楽をかけてバーベキューをしているし、本当にカリフォルニア?
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SONYのDSC-TX10を購入して初めての海であるので、水中写真に挑戦してみよう!と思い、シュノーケルを付けて潜ってみると目の前に縞々の魚が!石鯛の子どもか?
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トロピカルな海中とビーチで、異国に行ったような新潟県でした!

種山高原オートキャンプ場の一景 [旅先一景]

7月30日、31日にかけ、夏休みをとって、岩手県は平泉方面に旅行に出かけました。
歴史上の人物好きの息子へのご褒美に、彼が憧れる奥州藤原氏の古都を見せてあげようという趣向です。

まずは町営第一駐車場に車を泊め、歴史を学ぶために蝋人形館に入りました。・・・何より折からの猛暑の中、涼しいことがウレシイ。・・・面倒なので周りの食堂でお昼を食べ、石段を登って中尊寺へ。・・・さすがに世界遺産。国宝の多いこと。

第1目的の中尊寺訪問を果たした後、次は今晩泊まる場所を決めないといけません。・・・最近、すっかり横着になり、キャンプと言っても前日から予約を入れるなんてことはしなくなっています。・・・GWですら。
しかし、無駄足を踏んだら時間の無駄なので、一応、第1候補に電話を入れることに。・・・しかし、電話はつながりません。・・・「まあ、行ってみるか」とそのキャンプ場に行ってみると、なんと「本日休業」。・・・キャンプ場でこういうことに出会ったのはホント初めてです。・・・あまりの意外な展開に動揺しつつ、さて、次に近いのはどこか?

最近やめちゃったところもあるようだし、無難なところで奥州市の種山高原オートキャンプ場へ。

山のてっぺんのため、もちろんスーパーが無いので、慣れない町で買出し場所を捜し歩き、買い物を済ませ・・・っようやく現地に着いた時には既に午後5時を回っていました。

月曜日だったこともあってか、幸い十二分に空いていて、・・・というか、少し寂しいぐらいだったので、格安(200円/人)のフリーサイトをやめて、3000円のオートサイトに決めました。・・・センターハウスも近く、薬草湯のお風呂に行くのも面倒でないことが一番の理由でしたが。

このサイト、駐車スペースの隣は玉石を敷いたスペースになっていて、バーベキューなども存分にできるのがウレシイ。・・・何より、広めのサイトは芝生が整備されてとても気持ちがいい。

牧場のためか、明るいうちはアブが飛び回っていたのですが、日が暮れると飛ばなくなって、蚊もほとんどいないような感じ。・・・存分に覚悟をしていたのですが、思いがけずとても気持ちいい。

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左の三角屋根の建物がトイレで、網戸も戸もないオープンな造りで、もちろん虫さんたちも入り放題なのですが、そもそも虫が少ないのか、あまり虫の死骸が落ちているということもありませんでした。(トイレは全て和式ですが、清潔でした。)

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サイトの真ん中には、宮沢賢治が、ここを舞台に着想したとされる「風の又三郎」の像が建っていて、コテージがずらりと並んでいます。・・・こちらはほとんどお客さんで埋まっていました。
(「風の又三郎」の向こうに見えるのが、薬草風呂があるセンターハウス。)

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トンボの向こうは炊事棟。

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放牧場が広がり、牧歌的な雰囲気。(今年は放射能の問題があって、牛の放牧はされていませんが。)

「風の又三郎」の舞台にもなるように、普段は風が強いキャンプ場のようですが、今回は(下界の猛暑こそあれ)風もなく、(一時、遠雷が響いていましたが)夜には気持ちいい晴れになり、月もきれいに現れました。
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美しい風景と気持ちのいい芝生以外に特に特徴は無いけれど、また行ってもいいな、と思わせるキャンプ場かもしれません。・・・今度は是非フリーサイトに。



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