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種山高原オートキャンプ場の一景 [旅先一景]

7月30日、31日にかけ、夏休みをとって、岩手県は平泉方面に旅行に出かけました。
歴史上の人物好きの息子へのご褒美に、彼が憧れる奥州藤原氏の古都を見せてあげようという趣向です。

まずは町営第一駐車場に車を泊め、歴史を学ぶために蝋人形館に入りました。・・・何より折からの猛暑の中、涼しいことがウレシイ。・・・面倒なので周りの食堂でお昼を食べ、石段を登って中尊寺へ。・・・さすがに世界遺産。国宝の多いこと。

第1目的の中尊寺訪問を果たした後、次は今晩泊まる場所を決めないといけません。・・・最近、すっかり横着になり、キャンプと言っても前日から予約を入れるなんてことはしなくなっています。・・・GWですら。
しかし、無駄足を踏んだら時間の無駄なので、一応、第1候補に電話を入れることに。・・・しかし、電話はつながりません。・・・「まあ、行ってみるか」とそのキャンプ場に行ってみると、なんと「本日休業」。・・・キャンプ場でこういうことに出会ったのはホント初めてです。・・・あまりの意外な展開に動揺しつつ、さて、次に近いのはどこか?

最近やめちゃったところもあるようだし、無難なところで奥州市の種山高原オートキャンプ場へ。

山のてっぺんのため、もちろんスーパーが無いので、慣れない町で買出し場所を捜し歩き、買い物を済ませ・・・っようやく現地に着いた時には既に午後5時を回っていました。

月曜日だったこともあってか、幸い十二分に空いていて、・・・というか、少し寂しいぐらいだったので、格安(200円/人)のフリーサイトをやめて、3000円のオートサイトに決めました。・・・センターハウスも近く、薬草湯のお風呂に行くのも面倒でないことが一番の理由でしたが。

このサイト、駐車スペースの隣は玉石を敷いたスペースになっていて、バーベキューなども存分にできるのがウレシイ。・・・何より、広めのサイトは芝生が整備されてとても気持ちがいい。

牧場のためか、明るいうちはアブが飛び回っていたのですが、日が暮れると飛ばなくなって、蚊もほとんどいないような感じ。・・・存分に覚悟をしていたのですが、思いがけずとても気持ちいい。

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左の三角屋根の建物がトイレで、網戸も戸もないオープンな造りで、もちろん虫さんたちも入り放題なのですが、そもそも虫が少ないのか、あまり虫の死骸が落ちているということもありませんでした。(トイレは全て和式ですが、清潔でした。)

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サイトの真ん中には、宮沢賢治が、ここを舞台に着想したとされる「風の又三郎」の像が建っていて、コテージがずらりと並んでいます。・・・こちらはほとんどお客さんで埋まっていました。
(「風の又三郎」の向こうに見えるのが、薬草風呂があるセンターハウス。)

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トンボの向こうは炊事棟。

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放牧場が広がり、牧歌的な雰囲気。(今年は放射能の問題があって、牛の放牧はされていませんが。)

「風の又三郎」の舞台にもなるように、普段は風が強いキャンプ場のようですが、今回は(下界の猛暑こそあれ)風もなく、(一時、遠雷が響いていましたが)夜には気持ちいい晴れになり、月もきれいに現れました。
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美しい風景と気持ちのいい芝生以外に特に特徴は無いけれど、また行ってもいいな、と思わせるキャンプ場かもしれません。・・・今度は是非フリーサイトに。



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