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一人オート*メート [日常一景]

 山形国際ドキュメンタリー映画祭2009も表彰式が終わり、いよいよ明日閉幕。
これだけ定着し、世界的にも有名なのに、実は映画を見たのは今回初めて。・・・恥ずかしながら。
 結局、仕事やイベントの合間を縫って、2本の映画しか見れなかったのですが、うち1本がチェコのマルチン・マレチェク監督の「オート*メート」という映画。これは、プラハで行われた自動車抑制運動”オート*メート”の様子を活動者の視線で記録したドキュメンタリー。
PICT0053.JPG

 見る前は、単に環境イベント、社会実験なのかな~と思ってましたが、実際は戦うこと。無許可で高速道路を自転車でデモして警察に捕まったり、屁理屈を言って逃れたり、市議会で演説したり。一方の反対側(自動車利用者)も全く悪びれる様子がなく文句を言う。怒鳴る。ヨーロッパの人はこういう主張は過激だなぁ。・・・本当は平和裏にやったほうが主張を理解してもらえるように見えるのですが。長い目で見て、けして悪い話じゃないし、美しいプラハの街にとって観光などの面でもよいように思うのですが。・・・チェコは、民主化から18年で急激にモータリゼーションが進んだため、利便への欲求(道が狭い!など)とこれへの反発(危なくて歩けない!)の双方が急なのかもしれません。悪名高い日本よりも自転車を乗れる場所がないようでしたから、社会整備も追いついていないのでしょう。

 さて、日本。今日も自転車通勤。暗くなってからの帰り道、なんか今日は、左折する車が多く、轢かれそうな危険な場面に多く出くわす。思ったように走れないと、だんだん腹が立ってくる。バイパス道路の真ん中を走ってやろうか?!「どこに自動車専用と標識があるっ!」と叫んで。プラハの人みたいに。



タグ:映画祭
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