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サル・ガニ合戦 [日常一景]

 柿の実が色づく季節となってきました。
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 秋になると柿の実が目立つようになって、初めて「ここにも柿の木があったのか!」と思うようなことがよくあります・・・春の桜と同じように。

 さて、サルカニ合戦のお話に、サルが柿の木に登り、自分は熟した実を食べ、カニには硬い青い実を投げつけ、それが原因でカニが死んでしまうという場面があります。

 実際、ニホンザルを見ていると、青い実も、未熟な橙色の実も、半端にかじっては下に捨てているということがあります。柿の実に限らず、リンゴやナシでも同じようなことをしています。・・・これは、サルが食べごろを知らないから?・・・一方で、サルは収穫直前になるとリンゴやサクランボ、トウモロコシなどを食べてしまう、と怒っている農家の方の声も聞きます。
 彼らは硬い木の皮なんかを食べている動物で、痛辛い獅子唐など以外は何でも食べるので、少々青い実なんか関係ないと思います。反対に、サルの食べた後を見ると、いくら熟した高価なサクランボやブドウでも、実をきれいに食べる、というのは少なく、大抵、半端に喰い散らかして行きます。・・・つまり、サルは、旨い不味いではなく、別の理由で食べ物を投げ捨てるということ。例えば、人間への嫌がらせとか?・・・そんな様子を見て、サルカニ合戦の一場面が着想されたのでしょう。

 そんなことを考えながら歩いていると、蔵王からのきれいな水が流れる小さな堰の中に赤い影が・・・でっかいはさみのアメリカザリガニ!20cm以上はある大物!(写真中央の赤い影)
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・・・サワガニに代わって米国ザリガニが、サルに報復攻撃をしようというのでしょうか?・・・日米”ガニ”同盟は強固な信頼関係に基づくもの?!
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