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ハグロトンボの一景 [日常一景]

今日も、「暑い暑い」と言いつづけながら、涼を求めて図書館へ。
・・・道すがら、街なかを流れる前川沿いを歩いていると、息子②が「珍しいトンボだぁ」と見つけたのがこれ。
ハグロトンボ.jpg

「おくりびと」で大悟がNKエージェントに出勤する時に登った川沿いの階段がありましたが(・・・「そうそう、あれねっ」と記憶にある人はほとんどいないと思いますが・・・)そこです。堰のそば。

その後、図書館で図鑑を調べると、羽根が黒っぽいトンボはいくつか載っていましたが、一番黒いように見えるので、ハグロトンボと断定しました。(・・・違います?)

昔は、ハグロトンボというと、上流に人家のない渓流や堰の周りでないと見れなかったと思います。最近は、下水道の普及が進み、また、都市河川であっても無慈悲に葦を伐採することもなくなったので、このように高度成長の頃にいなかった蜻蛉も現れたのでしょう。・・・他にも、携帯では撮りきれませんでしたが、同じく羽根が黒っぽいけど、体が青っぽく、ひらひらと蝶のように飛ぶ複数の蜻蛉や、オニヤンマなども周囲にはおりました。

しかし、川がきれいになって清流の蜻蛉が見れるようになった反面、川ガキは激減してしまいました。
ワタシらは、独特の川底のぬめりや沈んでいるビール瓶、農業用ビニールの切れ端・・・藻が付いて汚いやつ・・・や、護岸に突き出たパイプやら、水門から妙に暖かい水が流れ込んだり、泡のぶくぶくした水が落ちてきて、”汚い滝つぼ”はクルクルと空き缶を回らせていたり、と、60’s、70’sのサイケな都市河川ってものを肌で知っていたものです。

こんなきれいで、いろんな生き物が居て、”豊葦原の瑞穂の国”の如く葦が生い茂っているのを見たら、大興奮間違いなし、なのですが・・・かといって、水の事故のニュースが多いのを見ると、今の子どもたちに勧められるものでありませんねぇ・・・昔は大人に勧められて遊ぶものではなかったですけど。
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