油田の一景

タイトルを見れば、中東はサウジやイラクの灼熱の砂漠地帯に赤々と炎を上げている油井の光景を想像されるでしょう。・・・しかし、こんなです。


庄内町は余目駅前の商店街方面に裏道から出ようとしたら、線路を渡る途中、油田に出くわしました。
・・・ほんとにここが油田？LNGのタンクもあるので、きっと油田でしょう。・・・でも駅裏？・・・駅裏が水田なところは各地数限りなく存在しますが、駅裏が油田なところは日本中ここだけでしょう。

東日本大震災以降の２～３週間は文字通りのオイルショックで大変でした。・・・それを思うと県内で原油を産出していたとは夢のよう！・・・なんと、山形県は新潟県、北海道、秋田県に次ぐ原油産出県だとか。・・・なんと県内に再生可能エネルギーを最大限設置すれば、電力消費量を賄えるという試算もあるようだし、石油を全部県内に回せば、エネルギー全部賄える？！

・・・食料自給率も１００％を超えているし、さすればいざ独立国家へ！！

・・・でも、残念ながら、再生可能エネルギーの方はコスト度外視の話だし、食料自給率の方はおかず抜きで米だけ相当食わねばならない計算。全国一のラーメン好きの県民には到底無理なこと。・・・さて、原油はというと、どうやら１年間かけても県内１日分にならない程度らしい。

というわけで、山形県独立の夢ははかなく消えました。・・・ならば、原油の取引をする商店街ってのはどう？東北のハワイならぬ、東北のドバイ・・・ないか・・。