桜色の一景 [日常一景]
今日は雨が降ったり止んだりで気温が上がらず、秋の訪れを感じる日でした。
さて、”かえでの色”といったら鮮やかな紅色、”銀杏の色”といったら眩しいような黄色、を思い出すでしょう。
...では、桜の色といったら?...日本人なら間違いなく、外人でも多分に、薄ピンクのはかなくも見事なあの色を思い浮かべます。...しかし、薄暗い雨雲に映える、この鮮やかな赤!...これも間違いなく桜の色です。
真っ先に紅葉し、雨降りの後、濡れた葉に薄日が差し込むと、見事に浮かび上がり...まもなく、バラバラっと落葉、地面にべたっと重なる。散りやすいのは花弁と同じだけど、落ちる様や落ちてからがあまりきれいじゃないので、何となくみんな疎ましく思ってしまう。...日本人の愛する桜の姿として認めたくないかのように。
しかし、人がどのように思い入れを持とうが、桜は桜。
美しい時期はほんの一瞬で、後はしばらく目立たない木になり、燃えるように紅葉した後は醜く葉を散らかす...そういう姿を毎年繰り返しています。…人は都合のいいところばかり見ようとしますが、それはほんの一部。地味な時期こそ桜の本当の姿なのかもしれません。
さて、”かえでの色”といったら鮮やかな紅色、”銀杏の色”といったら眩しいような黄色、を思い出すでしょう。
...では、桜の色といったら?...日本人なら間違いなく、外人でも多分に、薄ピンクのはかなくも見事なあの色を思い浮かべます。...しかし、薄暗い雨雲に映える、この鮮やかな赤!...これも間違いなく桜の色です。
真っ先に紅葉し、雨降りの後、濡れた葉に薄日が差し込むと、見事に浮かび上がり...まもなく、バラバラっと落葉、地面にべたっと重なる。散りやすいのは花弁と同じだけど、落ちる様や落ちてからがあまりきれいじゃないので、何となくみんな疎ましく思ってしまう。...日本人の愛する桜の姿として認めたくないかのように。
しかし、人がどのように思い入れを持とうが、桜は桜。
美しい時期はほんの一瞬で、後はしばらく目立たない木になり、燃えるように紅葉した後は醜く葉を散らかす...そういう姿を毎年繰り返しています。…人は都合のいいところばかり見ようとしますが、それはほんの一部。地味な時期こそ桜の本当の姿なのかもしれません。
タグ:桜 紅葉
2009-09-15 23:02
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