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地域の底力とは [旅先一景]

 昨晩は、山形市の「七日町一帯ドリンクテーリング」に参加。
 いわゆるはしご酒のオリエンテーリングだが、普段入ったことの無い店に入るのが最大の楽しみ。
 主催者側の発表では、今年は過去最高の人出だったという...ワタクシも少々のお手伝いをさせていただきましたが、去年よりも倍以上の反応でした...マチは近年無いような人ごみが生まれ、特に人気のあるお店の前には行列ができていた!...田舎者で気の短い我々は、並ぶのが嫌ですぐさま入れそうなお店に移動。

 このイベントは、毎年、参加店が3割ぐらい入れ替わるといいます。
 新規参加の店は、集客のきっかけにしたい、という意気込みなのは想像できるが、やめた店は、「案外儲からないから」「入る店に客が集中し、うちは思ったほど入らなかったから」という理由だと聞きました。...でも、それって、お客の側から見ると不思議な感じがします。...みんな新しい店を開拓しようと来る人ばかりなのだから、何を基準に店を選ぶかといえば、「前から気になっていたから」というのも相当あるだろうが、大体はメニューを見て決めるのではないかと思います。特徴の無い、ありきたりのメニューのところは、「どうしてここはこのイベントに参加しているのだろう?」と、逆に不思議になります。

 要は、経営者の方の理解とアイデア、力量の差だと思います...つまり、イベントが悪いのではなく、自分に原因があることを理解しなければなりません。


 明けて今日、夕方から庄内町で中心市街地活性化の会議へ出席…そして2時間してとんぼ返り。

 ここは、合併町だけど、人口は2万人台。普通ならば、中心市街地活性化なんてどうしていいかわからないか、やれても高が知れているところ。しかし、ここはスゴイ。けして数多くは無いが大きな町でやっとやろうとするかどうかの事業を身の丈にあった程度でキチンと実行に移している。なんか、街の人の意識が違うような、そういう理解をし、参加・行動する人の人口比率が高いような...こういうのを地域の底力と言うんでしょうか?他のマチと何が違うんでしょうね?!

 うまくいかないことを誰かのせいにして、自分がやるべきことに目を向けない人と、自分で努力しないとうまくいかない、という理解をする人と、結果は歴然、神様がよそ見をしていても結果は同じ。簡単なことだけど、簡単そうでできない人も随分いる。いくらかでも”できる人”が多いと、地域の底力となって現れるのでは?!
CA3A0054.JPG
(写真は今日ではなく、先月の新堀倉庫。着いたころには既に辺りはすっかり暗くなっていたので...写真は撮れませんでした。)
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