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まちなか民具+室内蒙古の一景 [旅先一景]

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空き店舗の中にモンゴルのゲルがあり、その上や周りにわら靴や唐傘、鋸、電話などの民具がくっついています。中に入ると妙に落ち着く空間。ちょうどかまくらの様な感じ・・・これは新庄市の駅前商店街で今日から1週間開催される”まちなかアートセッション22”のひとつで、山形大学の学生が作った作品です。このゲルは、モンゴルからの留学生がホームセンターから材料を買ってきて組み立てたもので、その周りの民具は新庄のふるさと歴史センターから借りたものだとか。

他に空き店舗をギャラリーやカフェにしたり、シャッターに絵を描いたり。
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・・・最近、大館のゼロダテなど、中心市街地の空き店舗を使ったアートセッション、インスタレーションで盛り上がっているところが多いようですが、アートとマチの関係性は非常に良いようです。

元々マチは、何か真新しいもの、新鮮なものに出会えることが刺激になり、魅力になっている場所でした。
しかし、今の中心市街地は完全に”取り残された空間”に陥り、マンネリとつまらなさの巣窟となってしまって魅力を失っています。

・・・そこで、アートが、新しい商品やウインドウディスプレイに代わろうという訳です。
もちろん、関連した商品も当然オリジナリティはありますし。ただし、アートといっても現代アートに限ります。”真新しいもの”、”新鮮なもの”でなくちゃいけませんから。・・・ダビンチやルーベンス、尾形光琳や円山応挙などが飾られれば、それだけで人は来るでしょうけど、それは美術品目当てなだけで、マチを楽しみに来るんじゃありません。

しかし、本当にアートでマチを盛り上げるには、地元の人にそれを楽しむココロがないと、盛り上がりませんよね・・・今日は雨のせいか、少し寂しかったような・・・新庄市民、出てきましょう!
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