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真夏の夜の一景 [日常一景]

いや~、このあたりはようやく梅雨明けしましたが、それからは毎日大変な暑さ。

何もしていなくとも汗が出てきて、本を読んでいるだけで脱水になり、足がつりそうです。
・・・後半40分過ぎのサッカー選手に匹敵する脱水か?・・・でもロンドンの方は涼しそうで、そんなに足がつったところは見かけませんね。・・・まずは日本代表は男女とも良いスタートを切ったところで、「オリンピックはここで終わっていいか。」と思うような心境ですが、今日ようやく開会式を迎えたところ。・・・思いっきり晴れの日が2日続いて梅雨明け宣言が出されたような気分。

さて、今日は午後8時からなでしこの第2戦がありました。

28度設定でエアコンをかけ、水を持ってTVの前に座り、キックオフ。
・・・日本の時間帯になったところで「ドーン!!」。・・・シュートを表す擬音じゃなく、外から響く轟音。

この時間帯、外で次々と花火が打ち上げられていたのでした。

試合の合間を見ながらカメラを回し(この表現は動画モード・・・)、この1枚。
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暑い夏も、夜の涼風と花火の音を体で感じると、とても気持ちよく感じます。
何発も打ち上げたシュートが1つでも入ればもっと気持ちよかったのにな~。

梅雨の晴れ間の一景 [日常一景]

定義上としては梅雨の晴れ間なのに、真夏のように暑い!・・・九州では大変な大雨被害をもたらした梅雨前線も、ちょっと北上すると、熱中症被害を心配しなきゃならないような暑さに豹変します。・・・目まぐるしく変化する日本の自然に適応するため、日本人も変わり身の早さを身に着けたのかもしれません。
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連休前半は雨降りだったので、晴耕雨読、家にあった本「歴史の交差路にて」を読んでいました。司馬遼太郎氏、陳舜臣氏、金達寿氏の対談を本にしたものです。

その最後のあたりで、「変わり身の早い日本人」という話題で司馬氏と金氏が語っています。
要は、横井小楠やら徳富蘇峰の変化を語っているのですが、その前に「融通無碍の良し悪し」として、こんな幕末のエピソードが語られています。・・・尊皇攘夷を唱え、失脚していた岩倉具視を薩摩の大久保利通が引っ張り出してきた。世間から遠ざかっていた岩倉具視が「尊皇攘夷」を言い出したので、大久保の使いが「まあまあ、それは終わりました」と言ったら、岩倉は「そうか、あれ終わったか」。・・・あれだけ嵐のように吹き荒れていた尊皇攘夷というイデオロギーが、誰も何も宣言することなく、いつの間にか取り下げられ、尊皇倒幕に変わっていたのです。韓国・朝鮮人と反対に、日本人にはイデオロギーを戦わす、とか貫徹する、というのは似合わないのでは?という趣旨でした。

元に征服された中国が儒教統治をやめると、朝鮮は儒教・朱子学のガーディアンになっていくわけで、清朝末期になっても儒教・朱子学統治と中華冊封体制を頑なに守ろうとし、西欧文明と西欧のルールになびいた日本を拒絶し続けた結果、日清・日露の争いの舞台となり、併合へと至ってしまったのと対照的だということです。

よくいうと日本は現実主義なんでしょう。

なるほど、そう考えると最近の政治の流れも妙に合点がいきます。
選挙で掲げたマニフェストも、政権を獲ったら上手くいかないことが判ったので、いつの間にか取り下げ、消費税増税へ変わったとしても、その「伝統」に則ったもので、別にどうといったことはないのかもしれません。・・・「選挙で信を問うべきだ」という野党と主張は日本の伝統にそぐわないもので、まして最も似つかわしくない人がイデオロギー(マニフェスト)を持ち出すのは全く不自然。・・・どう観ても心が入っていないしね。それにまだ「反対」を言っている公卿のような方は岩倉具視に習わなければならないのかもしれません・・・。

一方、朝鮮半島の北のほうでは指導者が交代し、「外国の良いものは取り入れるように」指示されたとのことですが、それでニセモノのミッキーが踊っているというのはちょっと違うような気が・・・やはり、そこはちょっと不器用なんでしょうね。

マッキントッシュの木の一景 [旅先一景]

初夏の蔵王坊平高原は空気が涼やかでとても気持ちがいい。
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そして歩くと、様々な珍しいものを見ることができます。
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7月なのにワラビ。
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綿のような花。・・・これは何という名前でしょう?
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こんな杉の葉のようなものがニョロニョロと這い蹲って、おまけに妖怪人間ベムの頭のような葉っぱ?が伸びている、気持ち悪い植物も。
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・・・そして、花の奥に見える木。
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20年前、これを「マッキントッシュの木」と呼んでいました。
当時、アップルのPower Bookだったか?のCMで、こんな木の下でノートパソコンをひざの上に載せ、座っている場面が流れるようなのがありました。・・・当時はもっと広々している中にポツンと立っている感じがあって、いかにもCMって感じの木だったのですが、20年もたつと、周りに雑木が生えたりして、なんか、埋没してしまっています。

当時はJobs氏がアップルを離れていた頃で、その後の復帰とそして先頃の死と、時間が経ったなぁとシミジミ思います。・・・そう言えば、i-Mac以降、“マッキントッシュ”なんて呼ばなくなりましたしね。

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